一般社団法人エゾシカ協会

釧路通信2013年4月


皆さん、お久しぶりです。釧路は桜の開花予想が5月16日。ようやく、タンポポが咲き始めました。

さて、お伝えしたい事はたくさんありますが、まずは2月23日に開催された「第3回くしろエゾシカシンポジウム〜みんなでエゾシ会議inくしろ〜」のご報告です。昨年に続き200名を超える来場者を迎え、熱気溢れるシンポジウムとなりました。開催内容についてはFMくしろ「エゾシカ・ゼミナール」の放送をぜひ、お聴き下さい。

ポッドキャストでお聴き頂けます。
http://www.fm946.com/podcast/podcast02/

1)釧路全日空ホテル総料理長・楡金久幸氏&(社)エゾシカ協会事務局長・井田宏之氏による対談
  2月27日ON-AIR

2)講演内容と来場者アンケート内容
  4月24日ON-AIR

3)来場者アンケートから、消費者ニーズを探る
  5月1日ON-AIR

井田事務局長と楡金シェフとの対談は、とても楽しく聴き応えありますよ〜。

レストラン&コミュニティ イオマンテ個人的には、シンポジウム終了後にレストランイオマンテで開催された懇親会が心に残りました。講師を務めて下さった方々、ボランティアスタッフ、シカ会メンバーが美味しいエゾシカ料理を食べながら、美味しいお酒を飲んで、エゾシカトークに花を咲かせました。少しずつ、お皿に盛った料理の写真には、シカ肉ローストやパテが映っていますが、他にもシカ肉ミンチのガレットやシカ肉煮込みシチューのパスタなど、イオマンテの舟崎シェフが腕を奮ったメニューはどれも絶品でした。ちなみにガレットには道立オホーツク圏地域食品加工技術センターで開発された鹿醤(エゾシカのしょう油)が使われ、香り高く深い旨みがシカ肉ミンチにぴったりでした。

懇親会の最後に、締めの乾杯を担当した楡金シェフの言葉も感動的でした。

「僕はエゾシカ肉の普及は諦めていました。ですから今日は、エゾシカ肉でこんなにたくさんの人が集まって楽しく過ごす事ができ、こんなに嬉しい事はありません」

釧路地域で地道にエゾシカ肉の美味しさをアピールし続けてきた楡金さんにとって、ここ数年のエゾシカ肉普及の流れは、殊更に感慨深い想いがあるのだと感じました。

改めてエゾシカ肉の普及には、捕獲者、生産者、流通業者、販売者、料理人、消費者とたくさんの地域の人達が動いて、初めて実現していくものだと思います。

レストラン&コミュニティ イオマンテエゾシカ肉の素晴らしさを伝えるレストランの一つ、イオマンテのお料理。釧路にお越しの際には、是非ご堪能下さい。ご予約の際には「エゾシカ料理で」と指定していただくと、シェフが俄然張り切って自慢のメニューを提供して下さるはずです。看板メニュー「エゾシカ肉のパイ包み」(写真をご覧ください)他、バラエティ豊富です。

レストラン&コミュニティ イオマンテ
釧路市末広町2-23
【問】0154-65-1802
【営業時間】18:00〜22:00
※ランチは前日までの予約に限ります。
【定休日】月曜日
※その他、不定休に関してはホームページをご覧下さい。
http://www.i-omante.com/

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