英国狩猟協会とMoU締結
2/182017
カテゴリー 社会貢献
2016年8月、エゾシカ協会(YDA)は英国狩猟協会(BASC)とシカ管理の連携に関する協定(MoU : Memorandum of Understanding on 19th April 2016 between the British Association for Shooting and Conservation and the Yezo Deer Association)を締結しました。
以下に概要を記載します。
BASCとYDAは、お互いの活動の成果を評価し、持続的に連携する。BASCはYDAをサポートし、日本でのシカ管理の優良事例の普及を図る。覚書の規定は法的な契約義務を持つものではなく、毎年見直される。
連携の結果、期待される効果は
- 地域主体管理の推進
- 人材育成の発展
- 鹿肉の品質保証の支援
- 処理場の質向上と流通の促進
- 食肉衛生の向上とその教育
英国狩猟協会(BASC)は、会員数144,000の英国最大の狩猟団体で、1908年の創立以来、狩猟活動の支援と生物多様性保全に対する狩猟の役割の普及を行っています。多様な会員は、シカの捕獲者・管理者の育成、狩猟ビジネスの支援、ロビー活動を実践しています。約100名の専門スタッフは、会員および関係団体と連携して、BASCの目的を追求しています。
報告 伊吾田宏正