「臭い」「硬い」と言われるエゾ鹿ですが、現在流通する鹿肉は軟らかく、家畜とはひと味違う肉の旨みがあります。古いイメージを払拭して幅広い世代に食べていただきたくてハンバーグにしました。回ごとに鹿肉の比率を上げましたが、抵抗はありませんでした。
調理ポイント
- 肉量はお好みで増やしてください。
- はじめに2種の肉を手でよく練ってから他の材料を合わせること。
材料(4人分)(1人分248Kcal、鉄分5.2mg)
- エゾ鹿ミンチ肉200g
- 豚ひき肉120g
- 玉ねぎ150g
- A 鶏卵50g=M1個、パン粉20g、食塩1g、黒こしょう少々、マヨネーズ12g
- サラダ油16g
- 大根おろし80g
- 新生姜(お好み)20g
- B だし汁40g、砂糖1.6g、酒10g、みりん10g、しょうゆ8g
- 片栗粉7g(同量の水で溶く)
- 付け合せ
にんじん100g、有塩バター5g、砂糖3g、塩少々
小松菜80g、ごま油4g、塩コショウ少々
作りかた
- 玉ねぎはみじん切りしてサラダ油4g(小さじ1)で飴色に炒める。冷めたらAを合わせる。
- ボウルに肉二種類を入れ、手でよく練ってから1を混ぜて四等分して小判形に成形する。
- 付け合せを作る。ニンジンは輪切りまたは拍子木に切り揃え、小鍋に入れてひたひたの水を加え、バター・砂糖・塩を入れて弱火で煮る。小松菜は塩ゆで(分量外)して冷水にとってアクを抜き、水気を絞って2〜3cmに切る。ごま油を熱して炒め、塩コショウで軽く味付けする。
- 新生姜をみじん切りして大根おろしと和える。Bを合わせる。水溶き片栗粉を準備する。
- フライパンを熱し、油12g(大さじ1)を入れて強火、2を並べる。片面にしっかり焦げ目がついたら、裏返して弱火、蓋をして蒸し焼きし、中までしっかり火を入れる(肉の中央に竹串を刺して透明な汁が出たら焼き上がり)。
- Bを温めて水溶き片栗粉でとろみをつけて皿にしく。その上に5をおき、大根おろし+新生姜をのせる。にんじんグラッセと小松菜ソテーを添える。