伊藤英人の狩猟本の世界
59.『森の小さな「ハンター」たち』亀井伸孝著、京都大学学術出版会、2010年
狩猟民と暮らした、文化人類学・教育学的記録。小さいときから自発的に、狩猟遊びや狩猟のまねごとをする。だいたいとれない。やり猟に出かけ、パパイヤを持って帰る子どもたち。自然の中で育つ子どもはうらやましいが、よく考えれば日本だって動物はたくさんいる。日本人とは、狩猟や動物にふれる機会が大きくちがう。
狩猟者教育の参考になるかもしれない。