伊藤英人の狩猟本の世界
142.『山と人と生活』高橋文太郎著、金星堂、1943年
柳田国男の流れを汲む、初期の正当派民俗学。山がテーマで、狩猟民俗、山言葉、信仰などを集めた。狩猟に同行した際の、クマの皮剥ぎの手順や、「血を飲まなかった」などの実際的な記録がある。
車がない時代に、ほとんど山だけを舞台に生きた狩猟者の心を受け継ぎたい。ただし、女人禁制とか、新人狩猟者を裸にし陰茎にヒモをつけて連れ回すということは、やらない。
柳田国男の流れを汲む、初期の正当派民俗学。山がテーマで、狩猟民俗、山言葉、信仰などを集めた。狩猟に同行した際の、クマの皮剥ぎの手順や、「血を飲まなかった」などの実際的な記録がある。
車がない時代に、ほとんど山だけを舞台に生きた狩猟者の心を受け継ぎたい。ただし、女人禁制とか、新人狩猟者を裸にし陰茎にヒモをつけて連れ回すということは、やらない。