DCC1 講師陣
50音順
赤坂 猛
- 所属:一般社団法人エゾシカ協会理事
- 専門:野生動物保全行政学
- 資格:修士(農学)
- 担当講義:関係法令、狩猟文化・歴史、管理計画等
- 経歴:北海道庁に30年間勤務し、主に野生動物の保護管理行政等を担当。
- 役職:「野生生物と社会」学会の理事・会長。鳥獣管理技術協会・理事。
- 活動:2008年度より石狩圏に生息するエゾシカの生息実態調査等に着手。一方、地域に埋もれ行くタンチョウなど「野生動物と人との関係史」の発掘調査にも取り組んでいる。調査手法はひたすら「歩く・観る・聴く」そして「編む」、とシンプル。
伊吾田 順平
- 所属:特定非営利活動法人西興部村猟区管理協会事務局長・ハンティングガイド
- 狩猟歴:2006年から猟銃を所持
- 担当講義:解体実習、捕獲の模擬実習等
- 経歴:2006年、西興部村猟区管理協会事務局員。2007年より現職。
- 活動:西興部村で、猟区制度を利用してエゾシカの地域主体資源管理を行っている。 主な事業はガイド付きハンティング、人材育成、環境教育、調査研究。ハンティングガイドとして年間約100名のゲストハンターをガイドし、年間300頭以上のシカの捕獲に携わる。
伊吾田 宏正
- 所属:酪農学園大学農食環境学群環境共生学類狩猟管理学研究室准教授
- 専門:狩猟管理学
- 狩猟歴:1998 年から猟銃を所持
- 資格:博士号(農学)、英国Deer Stalking Certificate Level 2
- 担当講義:生物学、関連法令、捕獲、管理計画等
- 活動:わが国唯一の「狩猟管理学」の研究室を担当。エゾシカなど狩猟鳥獣の生態・管理・利用、国内外の狩猟管理等について研究している。エゾシカ対策推進委員・「野生生物と社会」学会理事。西興部村猟区の立ち上げに参画した。
稲富 佳洋
- 所属:北海道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所
- 専門:野生動物管理学
- 資格:エゾシカ捕獲認証レベル1、修士(農学)
- 経歴:北海道大学大学院農学研究科修了。道庁職員を経て、2007年より現職。
- 役職:主査(野生動物保全)
- 活動:学生時代は北方系山野草(ギョウジャニンニク)の研究に従事。森林植生や湿原植生に及ぼすエゾシカの影響評価に関する研究、新たな捕獲技術の開発に関する研究等に取り組んでいる。エゾシカ影響調査検討会委員(北海道森林管理局)、釧路湿原エゾシカ対策検討会議委員(環境省釧路自然環境事務所)などを務めている。
上野 真由美
- 所属等:北海道大学大学院文学研究院地域科学研究室准教授
- 専門:野生動物管理学、個体群生態学
- 狩猟歴:2004年から銃を所持。
- 資格:博士(農学)、獣医師
- 活動:捕獲統計や観察調査に基づきエゾシカやアライグマの生息状況及び対策について研究している。エゾシカ局所密度の全容解明を目指す。地方公設試の使命として、北海道の鳥獣行政機関の縦糸(国~道~市町村)と横糸(環境~農政~水産林務)をコーディネートする活動にも取り組んでいる。
宇野 裕之
- 所属:東京農工大学大学院農学研究院自然環境保全学部門特任教授
- 専門:動物生態学、野生動物管理学
- 狩猟歴:2012年から猟銃を所持
- 資格:博士(農学)、学芸員
- 担当講義:調査解析、シカによる影響、管理計画等
- 活動:1987年から道東地域をメインフィールドとして、エゾシカの季節移動や個体群動態、森林植生に関わる研究に従事、北海道のエゾシカ対策推進委員や知床世界自然遺産科学委員会WG委員などを務めている。「エゾシカを食べて生物多様性保全」をモットーに活動している。
沖 慶一郎
- 沖銃砲火薬店 代表取締役
- 狩猟歴:1994年から猟銃所持
- 資格:教習射撃指導員(ライフル銃、ライフル銃以外の猟銃)
- 担当講義:猟銃の取り扱い、メンテナンス等
- 活動:猟友会帯広支部事務局、北海道鳥獣捕獲技術専門委員、エゾシカ保護管理検討会委員、鉛フリーライフル弾開発に係るプロジェクトアドバイザーを歴任し、平成15年東大弥生講堂における鉛弾問題シンポジウム、平成17年世界鉛弾シンポジウム報告会に参加。現在、狩猟免許更新講習講師(北海道)、猟銃および空気銃の取扱に関する講習会講師(公安委員会)に選任されている。
玉木 康雄
- 所属:株式会社玉木商店玉翠園代表取締役
- 専門:日本茶成分化学・健康科学、インストラクション技術
- 狩猟歴:1989年から猟銃所持
- 資格:法政大学法学部法律学科卒、DCC1、DCC2、北海道庁エゾシカレシピコンテストグランプリ受賞
- 担当講義:管理計画(コーディネートに必要なコミュニケーション技術)
- 活動:エゾシカ協会会員、長年の単独潜行忍び猟の経験に加え、エゾシカを資源として活用する一例として、日本茶成分を活用したエゾシカ製品の開発を手掛けている。インストラクション技術の専門家でもあり、小学校・大学・文化教室等数多くの教育現場において講師を務めている。
松浦 友紀子
- 所属等:国立研究開発法人森林総合研究所、酪農学園大学特任教授
- 専門:野生動物管理学、動物繁殖生態学
- 狩猟歴:1998年から銃を所持。
- 資格:博士(獣医学)、英国Deer Stalking Certificate Level 1
- 担当講義:捕獲、食肉衛生、病気等
- 活動:学生時代からエゾシカの研究に携わる。米国でシャープシューティングの訓練を受け、エゾシカ協会の捕獲事業も担う。趣味としての狩猟の獲物は「美味しいものたち」。獲って食う、とモットーに活動中。エゾシカ対策有識者会議構成員(北海道)。エゾシカ影響調査検討会委員(北海道森林管理局)。
早稲田 宏一
- 所属:特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所
- 専門:野生動物管理学
- 狩猟歴:1999年から銃を所持
- 資格:修士(地球環境科学)、技術士(自然環境保全)
- 担当講義:シカによる影響、捕獲、狩猟獣の生態等
- 活動:学生時代にヒグマの調査に関わる。1999年4月より現職。官公庁や大学等との委託業務や調査研究を通じて、主にヒグマやエゾシカなどの大型哺乳類の野生動物管理に携わる。趣味として狩猟を行うほか、ヒグマの普及啓発活動も行っている。
渡邊 拓真
DCC事務局
- 所属:一般社団法人エゾシカ協会 研究員
- 資格:修士(農学)、シカ捕獲認証Level 1
- 狩猟歴:2015年からくくりわな免許を所持
- 活動:酪農学園大学・同大学院にて、シカの個体数カウント調査法に関する研究に従事。2019年から現職。捕獲業務を通じて、捕獲・解体技術を修行しつつ、趣味ではカメラでシカをShooting。