伊藤英人の狩猟本の世界

102.『サバイバル・トレーニング』柘植久慶著、大陸書房、1990年

102.『サバイバル・トレーニング』柘植久慶著、大陸書房、1990年

並のサバイバル本のような生やさしいものではない。「生きるとはどういうことか」まで考えさせられる。第1章「体力のない奴は死ぬ」が「脚力が生死を分ける」で始まるように、本物のサバイバルがここにある。細かい方法よりも、圧倒的なメンタルが参考になる。

第3章「生き残る奴はこれを知っている」には銃撃戦での予備知識が書かれているので、一応、念のため、参考にしておこう。「生きる」とは、少なくとも、死なないことだと思った。