伊藤英人の狩猟本の世界
207.『山の神のはなし』都丸十九一著、煥乎堂、1996年
群馬県の山の民俗誌。「十二様」という群馬独特の山の神様の話が中心。毛祭り、オコゼ、諏訪の呪文(勘文)など狩猟に関係する信仰が豊富に伝承されている。諏訪の勘文は、唱えると撃たれた動物が成仏し、撃った猟師も清められるという(ちょっと都合のいい)ことばである。これについては千葉徳爾の文献に詳しい。
群馬県の山の民俗誌。「十二様」という群馬独特の山の神様の話が中心。毛祭り、オコゼ、諏訪の呪文(勘文)など狩猟に関係する信仰が豊富に伝承されている。諏訪の勘文は、唱えると撃たれた動物が成仏し、撃った猟師も清められるという(ちょっと都合のいい)ことばである。これについては千葉徳爾の文献に詳しい。