エゾシカ管理のグランドデザイン

エゾシカは北海道固有の自然資源である。平成になる頃からその個体数は過剰に増加し、農林業被害、交通事故及び自然植生への悪影響等が社会問題となっている。エゾシカの保護管理計画等に基づいて、これまで個体数管理や被害対策等が行われてきたが、必ずしも各関係機関の連携は十分図られておらず、平成10(1998)年の道東地域エゾシカ保護管理計画策定時から、既に約20 年間が経過しているが、未だに個体数指数の目標水準を達成できていない。(中略)

そこで、一般社団法人エゾシカ協会が、本年設立20周年を迎えるにあたり、昨年6月に「エゾシカ管理のグランドデザイン作成ワーキンググループ」を立ち上げ、のべ7回の会議を開催して、エゾシカ管理の将来展望を示すために本グランドデザインを作成した。

(本書「グランドデザインの背景と目的」から抜粋)

エゾシカ管理のグランドデザイン


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