一般社団法人エゾシカ協会/伊藤英人
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月野誠道著、泰文館、1957年
アンゴラウサギは、おもに毛をとるための家畜。毛は保温がよく衣類になる。毛以外にも、肉は食用、糞は肥料に無駄なく利用される。軍需で小学校に広まった毛皮用ウサギ飼育は、今も続くものの、すっかりペット感覚になっている。「家畜」がいつから「ペット」に変わったのか、学校の記録をたどればわかるかもしれない。(2011年9月記)