小柳慶吾著、釧路市発行、1990年

対象を道東の野生動物に限定したローカルな新書。エゾシカのエピソードでは、大学院生時代の梶光一先生が「若き学徒」として登場する。オマケとして動物園の動物をがんばって解説した結果、オマケが約半分を占めてしまっている。困ったことに、繁殖生態の性描写が必要以上に濃密で、鼻につく。(2012年9月記)