平成28年6月6日、北ガスクッキングスール(札幌市北1条東4丁目)で第5回エゾシカメニューコンテストが開催されました。北海道内高速道路ハイウェイショップ10店舗から7品目が出品されました。有珠山SA、岩見沢SA、金山PAについては上下線で1品とし、輪厚PA(上下線)、砂川SA(上下線)については、上下線各1品ずつ出品されました。
私は、第1回から審査員をやらせていただき、今回で5回目となりました。最初のころは、エゾシカ肉に強めの味付けをして、エゾシカ肉らしさを感じられない料理が多く、講評でもシカらしさが少ないとコメントさせて頂いていましたが、今回は、各店それぞれ、エゾシカ肉の風味・特徴を活かしたメニュー開発をされ、プレゼン時もお話をされていたのを聞き、大変うれしく思いました。
どのメニューも大変美味しく僅差でしたが、最優秀賞には、金山PA上下線(札樽道)の「おい鹿定食」に決定されました。この料理は、バラ肉を使用し低温でゆでてたれを絡める独特の調理法で余計な脂を流し、柔らかく仕上げていました。焼かない焼肉という、私も初めて味わう料理でした。ちなみに金山PAは昨年に続きの二連覇を達成されました。
この料理は、7月1日から9月30日まで10店舗で7種類のエゾシカ料理を味わうことができます。
2016年6月7日記